Webを使って売れる仕組みを作る専門家の七虹子(ななこ)です。
どうやってリサーチすれば良いピヨ?
この記事に辿り着いたあなたも、
「リサーチの方法」を”リサーチ”してくれたのではないかと思います。
矛盾していそうなこの行為、実は私も昔やったことがあります笑
そもそも、リサーチをする目的は人それぞれ違うと思いますが、
いずれにせよ、ただ闇雲にググれば良いわけではないことは覚えておいてください。
何かを知りたいと思った時に、
効果的な言葉・場所・方法でリサーチしないと、トンチンカンな結果しか出てきません。
主語も脈略もない状態で誰かに話しかけても、
話が成立しないのと同じようなものです。
それだけならまだしも、闇雲にリサーチをした結果を使っても、
あなたのサービスや商品は売れず、成果は出ないでしょう。
そこで今回の記事では、
そんな状態を回避し、「ヒットさせる商品・サービスを作る」ために
効果的なリサーチ方法とコツをご紹介します!
リサーチとは?

ここでいうリサーチとは、
「市場の需要や現状を把握をするための情報収集・調べ方」だと思ってください。
何かを世に出す時に必ず必要になってくるのが、
世の中の流行や売れている商品、刺さる訴求などを知る「リサーチ」です。
Webマーケティングの世界では、
リサーチ結果を基準に、全ての要素を組み立てていきます。
例えば、コンセプトを作る時も、商品を決める時も、
さらにはビジネスを拡大させる時もそうですね。
つまり、あなたのビジネスを成功させるための情報収集だと言っても過言ではありません。
ただ闇雲に情報を集め、量を増やして満足するのではなく、
本当に役立つ、使える情報を集める「リサーチ」に、今日からシフトしていってください。
具体的にどうやってリサーチするの?

いざ!リサーチを始めよう!
という段階に立ったあなたは、下記3つのステップを実践していきましょう。
- テーマ・目的を決める
- 情報を集める場所を決める
- 情報を集めて精査する
一つずつ詳しく説明していきますね^^
1:テーマ・目的を決める
まずは、あなたがなぜリサーチをしたいのか?
リサーチで何を得たいのか?を明確にしましょう。
と言うのも、あなたが目指す結果によって調べ方も変わってきますし、
方向性が定まり、効率的に情報が集められるからです。
例えば、あなたがコーチングの資格をもっていて、何か商品を売り出したいと思った時は、
ターゲットが持つ悩み、今の市場にある商品、差別化ポイントなどを
調べる必要があります。
また、自分のサービスが持つ信頼性を高めたいと思った時は、
打ち出す情報を裏付けるデータなどのリサーチが必要ですよね。
その他にも、
・最新のSNS機能について調べる
・実際に上手くいっている競合や事例を調べる
・今1番話題になっているダイエット方法を調べる
などなど、、、
何を知りたいのかを具体的にしてから、リサーチを始めていきましょう!
2:情報を集める場所を決める
さて、お次はどこで情報を集めるか(情報源)を決めましょう。
あなたが何かを調べるとき、1番メジャーな方法はネット検索でしょうか?
今は、何を調べてもある程度の情報量は出てくる便利な時代。
ですが、今回のリサーチはただの調べ物ではなく、ターゲットが抱えている実際の悩みや、最新のトレンドなど、もう少し深いところまで知りたいですよね。
そんな時、ググる以外の選択肢を持っておくととっても便利なので、
私がおすすめするツールをお伝えします。
- YouTube・SNS
- 知恵袋・Quora
- 書籍・雑誌・学術論文
- インタビュー
- AI(Chat GPT・Perplexity AI)
いかがでしょう?
ほとんど知っているかもしれませんね笑
毎回全てのツールを使っているわけではないので、
私個人の使い分けポイントを解説します^^
①YouTube・SNS
「YouTubeやSNSって、リサーチに使えるの?」
と思うかもしれませんが、最近は人気の飲食店やトレンド商品など、
なんでも調べることができるんです。
私は、YouTube・Instagram・TikTok・X(旧Twitter)の4つ全てに
「リサーチ用」アカウントを持っています。
あなたが見たことや調べたことをもとに、
あなたが興味のあるコンテンツを出してきてくれるので、
プライベート用とは別で持っておくのが良いでしょう。
(私のプライベートアカウントは食べ物しか出てこないので、仕事には不向き笑)
もしあなたが、それらのツールをただただ時間を潰す目的でしか
使っていないのであれば、それはかなり勿体無いです。
ぜひ今すぐ、プライベート用のアカウントとは別に、
「リサーチ用」のアカウントを作成することをおすすめします。
ちなみにリサーチ方法としては…
・ハッシュタグを使う
・気になる単語で調べる
・Instagramのマップ機能を使ってみる
・Xのトレンド欄を見る
・TikTokの検索からフィルターをかけて最新の人気投稿を知る*1
・YouTubeの予測検索でトレンドを確認する*2
などがあります。
1:好きなキーワードで検索する
2:右上の…からフィルターを開く
3:並べ替え→いいねの数
4:投稿日→知りたい期間
1:好きなキーワードで検索
2:調べたキーワードの後ろに出てくる単語が、多く検索されているトピック

②知恵袋・Quora
この2つは、どんなことに悩んでいるのかを更に細かく知りたい時に使います。
知恵袋は一度は聞いたことがあると思いますが、Quoraというアプリもおすすめです。
これら2つは、誰かが気になったことや抱えている悩みを書き込み、
そこに回答が書かれるシステムなので、かなりリアルな悩みに近いんですね。
QuoraのWeb版はこちらiPhoneアプリはこちら Androidアプリはこちら
③書籍・雑誌・学術論文
アナログですが、この辺りも結構使うことが多いです。
上記2つより信頼性が高いのもポイントですね。
真偽のわからない情報をたくさん知っていてもあまり意味がないので、
リサーチをする時は常にその情報を裏付ける情報を探すこと。
そして、なんでも鵜呑みにするのではなく、疑いの姿勢を持っておくことも大切。
さらに、Webで簡単に読める時代ではありますが、
雑誌や書籍を本屋さんなどで見てまわる時間も、「いろいろな情報を目に入れる」
という意味ではとても刺激になりますし、
そこで目につくフレーズや言い回し・デザインを記録しておくことも
とっても勉強になりますよ^^
④インタビュー
あなたの既存客や、ターゲットとなる方に直接インタビューをしてみましょう。
悩みや望んでいる未来など、自分でその人に成り切りながら考えることもできますが、
本人に直接聞いてしまうのが1番の近道です。
性別・職業・年代・家族の有無・悩み・欲求など、細かくヒアリングすることで、
より当事者の心情を理解することができます。
相手からうまくほしい情報が出てこない時は、
「それはなぜですか?」
「さらに具体的に言うと?」
「それはOOということですか?」
などと深掘りしていくと、理解も深まっていきますよ。
⑤AI(Chat GPT・Perplexity AI)
最後はおまけですが、たまにはAIを使ってみるのもおすすめです。
私は、下記2つをよく使っています。
- Chat GPT
- Perplexity AI
まずChat GPT。
かなり有名なので、あなたも使っているかもしれませんね。
基本的にはどんな質問にも答えてくれますし、誰かと意見交換したい時にも便利。
使う際の注意点ですが、
- 機密情報や個人情報は入力しない
- 出された情報が正しいかどうか確認する
この2つは意識しておきましょう。
Chat GPTは、ありもしないことをさも事実かのように
答えてくれることがあるので、リサーチに使うな!とは言いませんが、
完全に信用するのはおすすめできません笑
必ず、出てきた情報が正しいかどうかを調べ直す必要があります。
なので私は、主にアイディアを見てもらったり、
WebページやYouTube、PDF資料の要約をしてもらっています。
意外と、こちらが指定したターゲットになりきってもらって、
抱えている悩みや望む未来などを聞くのも、一意見としては参考になりますよ!
それはNOです!
あくまでもCHat GPTはリサーチに向いていない、というお話。
代わりに、Perplexity AIを使ってみてください!
実はこのAI、リサーチに特化された優れものなんです。
聞いたことに対して答えてくれるのはもちろん、
Web上のどこから得た情報なのかまで、全てリンク付きで提示してくれます。
いちいち自分で裏付けの情報を調べに行かなくても、
出してくれたリンクをクリックすれば、簡単にその情報を確認可能。
リサーチには欠かせないアイテムになっているので、ぜひ使ってみてくださいね。
3:情報を集めて精査する

さて、リサーチのテーマも場所も決まったら、先ほどおすすめしたやり方を使って
どんどんリサーチしていきましょう!
選んだ情報源を使って、必要な情報を集めていくわけですが、
たった1つの情報源から得た情報よりも、
ある程度いろいろな場所から情報を集めることで、偏りのないリサーチができます。
そして、先ほどもちらっと触れましたが、
目の前の情報全てを信じすぎないよう、必ず情報の精査をしてください。
「精査」とは、「詳しく調査すること」という意味だそうですが、
- 得た資料の内容を詳しく見直す
- 情報の真偽を厳密に確かめる
この記事でお伝えしたいのは上記2つのこと。
すでに起きた出来事に関してや名称など、「知らなかった!そうなんだ〜」ではなく、
まずは「本当に??」と疑う視点を持っておきましょう。
ただそうは言っても、
「今後OOが流行りそうに見えるけど、本当??」
「今までの流れ的に、次はこんな動きがありそうだけど、本当??」
と、未来の事象に対する疑いを持ってばかりで行動できなかったとなると、
せっかくの先駆者になれるタイミングを、逃してしまいかねません。
悩んでいる理由が、「本当に当たるかわからない」という不安からくる悩みであるなら、
「迷ったらGO」の精神で、突き進んでみましょう。
「誰もやっていないから」の時は、注意が必要です。
逆に、悩んでいる理由がというのも、誰もやっていないということは、そもそも需要がない領域だったり、
すでに誰かがやったけど失敗した、落とし穴である可能性が高いからです。
悩んだ時は、この2つのマインドを思い出し、進むか進まないか、決めてくださいね。
<リサーチとは?>
・市場の需要や現状を把握をするための情報収集/調べ方のこと
・ヒットさせる商品・サービスを作るためのリサーチ
<リサーチ方法>
①テーマ・目的を決める
-あなたがなぜリサーチをしたいのか?/リサーチで何を得たいのか?を明確にする
②情報を集める場所を決める
-YouTube/SNS
-知恵袋/Quora
-書籍/雑誌/学術論文
-インタビュー
-AI(Chat gpt/Perplexity AI)
③情報を集めて精査する
-得た資料の内容を詳しく見直す/情報の真偽を厳密に確かめる
-「本当に当たるかわからない」という悩みなら、
「迷ったらGO」の精神で突き進む
-「誰もやっていない」には注意が必要
最後まで呼んでくださりありがとうございました!
今すぐに取り組める内容もたくさんあるので、
「思い立ったらすぐ行動」してみてくださいね^^